多様な用途に対応する、高機能モデル
血液浄化用装置KM-9000は、持続緩徐式血液浄化法や二重濾過血漿交換、腹水濾過濃縮など多様な血液浄化に対応します。
また、安全性・操作性の向上を目的に多くの機能を搭載した血液浄化用装置です。
パネル式回路
全ての用途に対して、自動洗浄・回収機能を採用しているため、煩雑な作業が軽減されます。
専用血液回路の構成の一部を一体化し、装置へのご装着を防止すると同時に、装着の簡便化を実現しています。
専用血液回路の構成の一部を一体化し、装置へのご装着を防止すると同時に、装着の簡便化を実現しています。

多彩な機能を装備 血液浄化用装置KM-9000の特長
自動洗浄・回収機能や圧力連動制御機能、血液回路機密テストなどの独自機能や、タッチパネル式カラーディスプレイ、返血ライン・ダブルチェックなど、安全性・機能性の向上を目指した機能を装置に搭載しています。
外部出力 | 治療情報、ログ情報をメモリに保存する「外部出力機能」 使用時のポンプ流量や圧力等、利用時のデータを外部メモリに保存します。(治療情報) 操作情報、アラーム発生情報等を外部メモリに保存します。(ログ情報) |
---|---|
圧連動 | 無理な脱血や濾過などを防ぐ「圧力連動制御機能」 血液回路内の測定圧力とローラーポンプを連動させることで、脱血量を制御したり無理な濾過条件により発生する溶血を防止します。 |
操作ガイダンス | わかりやすい「操作ガイダンス」 各工程の各手順ごとに、写真つきの操作ガイダンスが用意されており、わかりやすい操作ができます。 |
亀裂センサ | チューブ亀裂による血液漏れを検知する「チューブ亀裂センサ」 持続緩徐式血液浄化法など長時間の使用を考慮し、ローリングチューブの亀裂による液漏れを検知するセンサを、全ローリングポンプに内蔵しています。 |
ダブルチェック | エアー混入チェックを強化する「返血ライン・ダブルチェック」 返血チャンバーの液面を検知するセンサと返血ラインの気泡を確認するセンサが搭載されており、この2つのセンサで患者さんへのエアー混入をチェックします。 |
加湿器 | 血漿を加温する「両面加温プレート式加湿器」 加湿器は加温チューブを挿入する構造となっており、加温時には、内部プレートが自動的にチューブを挟むようになっています。 |
自動動作と手動動作 | 安全性と簡便性を向上させた「自動動作」 操作者が任意に操作できる「手動動作」 自動操作では、自動洗浄・自動回収機能および用途に応じて自動的に選択され作動する安全機能を採用しています。 手動動作では、洗浄/臨床/回収を任意で実施するための動作で、各ローラーポンプ等は操作者が任意に設定できます。 |
DFT® 加温式リサキュレーション法(DFサーモ®)
二重濾過血漿交換法において、血漿成分分離器で分離された廃液部分を再循環させ、さらに、循環ラインの一部を加温させる方法です。
DFサーモ®の特長
再循環ライン |
|
---|---|
加温ライン |
|
閉塞回路 |
|
詳しくは川澄化学工業株式会社ホームページをご覧ください
川澄化学工業株式会社ホームページ